ササコト

ささいなこと。ささみのこと。

エルメスのスカーフを額装した話

先日、藤井聡太王位が防衛した。

竜王、名人、王位、叡王棋王、王将、棋聖の七大タイトル保持が凄いのは言うまでもなく、朝日杯、銀河戦NHK杯JT杯の一般棋戦もグランドスラム達成しているのはもはや凄いを通り越して怖いレベルである。

(将棋連盟の棋戦一覧のページが面白いことになっている)

来週にはいよいよ残り1つの王座のタイトルに挑戦とのことでますます目が離せない。

……なんて言うと、将棋に精通しているようだが、実際のところの私の棋力はへなちょこで一手詰めであれば答えられるくらいである。(=駒の動きが辛うじて分かるレベル)

将棋が指せなくったって、将棋めしやおやつで盛り上がり、和服の色合いにうっとりして、評価値の変動で一喜一憂して楽しむことも出来るのだ。

そして何より、棋士の対局姿はとても美しい。

駒を操る指先も、数十手先を見るそのまなざしも。

 

さて、今日はそんな美しいもの繋がりで、スカーフの額装について。

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2020年にスカーフを額装し、その後、新居へ引っ越す際に持って来た数少ない物の1つだ。

今でこそXやブログでスカーフを額装した話はよく見かける気がするが、当時は殆ど体験談もなくドキドキしながら依頼したのを覚えている。

自分で額やマットを選んでも良いのだが、そのあたりのセンスに全く自信がなかったので、飾りたいスカーフを送り、お店の方に組み合わせをいくつか提案してもらい、その中からお願いをした。

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ホワイト系の額縁でも結構違った印象に見える。(こうして並べて写真を送ってもらえたので完成をイメージしやすかった)

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完成したものがこちら。

面金(マットの切り口の部分に施した縁取りのこと)が良いアクセントになっている。

新居のカラーが白、黒、グレー、ゴールドなので部屋との馴染みも良い。

数年経った今でも良い課金だったと思える。